遺伝カウンセリング

日本医学会「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」(2022年)では、遺伝カウンセリングは次のように定義されています。

“遺伝カウンセリングは,疾患の遺伝学的関与について,その医学的影響,心理学的影響および家族への影響を人々が理解し,それに適応していくことを助けるプロセスである.このプロセスには,1.疾患の発生および再発の可能性を評価するための家族歴および病歴の解釈,2.遺伝現象,検査,マネージメント,予防,資源および研究についての教育,3. インフォームド・チョイス(十分な情報を得た上での自律的選択),およびリスクや状況への適応を促進するためのカウンセリング,などが含まれる.”